愛犬が餌を食べてくれない・・考えられる原因と対処法は?

愛犬が急に餌を食べなくなると、飼い主としてはとても心配になりますよね。

餌を食べなくなる理由は、ただ単に駄々をこねている場合や反抗期のようなすぐに対処できる原因もあれば、健康不良や病気など深刻な原因も考えられるのです。

このページでは、愛犬が餌を食べない理由と対処法をご紹介します。

美味しい餌の味を覚えている

餌を食べない犬

飼い主としては、愛犬が美味しそうに餌を食べてくれるほうが嬉しいですよね。

ワンちゃんを喜ばせたくて、その日の気分で美味しいおやつや缶詰タイプのジューシーな餌を与える飼い主さんも多いと思います。

でも、普段のドッグフードよりも美味しい餌を食べたワンちゃんは、その味をしっかり覚えてしまうので、いつもの餌では満足できなくなることがあるのですね。

普段食べている餌を食べなくなったからといって餌を変えてしまうと、ワンちゃんは「この餌を食べなければ美味しい餌に変えてもらえる!」と知恵を付けてしまいます。

飼い主としては愛犬のために栄養バランスの整った餌を食べて欲しいのですが・・ワンちゃんからすると毎日美味しい餌を食べたいのですね。

対処法

餌を与えてから30分間経っても食べないようなら、思い切って餌を下げてしまいましょう。

犬は早く食べないとご飯抜きになることを覚えますので、次回からしっかり食べてくれるようになるケースが多いです。

ちょっとかわいそうな気がしますが、栄養バランスの整ったフードをしっかり食べて健康に育ってくれたほうが愛犬のためになりますよね。

愛犬だって美味しいものを食べたいのは分かりますが、まずは与えられた餌を食べるように「しつけ」をすることが犬のためになると思います。

出された餌を好き嫌いなく間食するようになれば、時々は愛犬が喜びそうな餌を与えてあげるのも良いですね。

反抗期(イヤイヤ期)

反抗期の犬

人間の子供のように、犬にも反抗期があります。

犬種によっても変わりますが、1~2歳までに反抗期を迎える犬が多く、これまで食べていたドッグフードを急に食べなくなるのもよくあることです。

反抗期の犬は、ほとんどの場合は、吠えたり、うなり声をあげたり、ふとんやティッシュ箱を噛みちぎったりといった餌とは別の行動がともないます。

対処法

イヤイヤ期の対処法は、必要以上に反応しないことです。

叱ったり、しつけようとしてもほとんどの場合は失敗に終わりますのでスルーを決め込みましょう。

餌を変えるのもNGです。

ワンちゃんの狙い通りに餌を変えてしまうと、自分のほうが立場が上だと思うようになり反抗期がこじれてしまうこともあるのですね。

餌を食べないようなら、何も言わずに方付ける・・これでOKです。

反抗して餌を食べなくても片付けられてしまうのですから、犬としても損をするだけです。お利口さんの犬ならすぐに覚えますので食べてくれるようになるでしょう。

ただし、餌を食べない理由が病気や体調不良だったら大変なので、愛犬の様子を見ながら反抗期かどうかを判断して下さいね。

ストレス

犬のストレス

飼い始めたばかりの犬は、環境の変化に慣れるまでに時間がかかります。

たとえ元気そうに遊び回っていたとしても、思った以上にストレスを感じていることもあるのですね。

対処法

まずは愛犬がリラックスできる環境を作ってあげることが大切です。

ペットショップやペットブリーダーからお迎えしたワンちゃんの場合は、毛布や餌のお皿などを以前の環境に寄せてあげるのもいいですね。

食べ慣れたフードを与えるのも良いと思います。

ここがリラックスできる場所であることをワンちゃん自ら認識することが大切なのですね。

無理に構ったり、餌を無理矢理食べさせるのはさらにストレスになる可能性がありますので注意して下さいね。

加齢

高齢犬

シニアや高齢犬になると、いつも食べていた餌を食べなくなることがあります。

消化機能の働きが弱くなったり、内蔵機能や運動量の低下によって食欲がわかなくなったり、食が細くなってしまうのですね。

また、加齢によって嗅覚や味覚が低下してしまい、今まで食べていた餌を美味しく感じなくなった可能性も考えられます。

対処法

犬は、餌の「味」よりも「香り」で美味しいかどうかを判断しています。(※参照:犬が「美味しい!」と感じる餌のポイントは?

そのため、高齢犬の餌を今よりも香りの強いフードに変えることで食べるようになることも多いです。

風味の強いウェットフードや手作りフードに変えたり、いつもの餌に缶詰をトッピングして香り付けするのもいいですね。

そのままの餌でも、レンジで軽く温めてあげることで香りが強くなりますので、ワンちゃんの食欲が増すこともあります。

もし、香りの強い餌に変えても食べてくれないときは別の原因も考えられますので、何日も食べなかったり、体調がおかしいと感じたときは、自分で判断せずに獣医さんに相談しましょう。

高齢犬の餌選びのポイントや与え方については、別ページで詳しく解説していますので参考にして下さいね。

病気や体調不良

犬の病気

体調不良や病気が原因で餌を食べなくなることがあります。

犬は食べ物の消化にとても多くのエネルギーを使いますので、体調不良を感じると何も食べずにじっと体力の回復を待つことがあります。

これは野生動物の名残ともいえる行動なのですが、具合が悪ければ悪いほど餌を食べなくなります。

対処法

おかしいなと思ったら、まずは愛犬の様子をよく観察して下さい。

何日も食べないようなら体調不良や病気の可能性が高まります。

他にも、散歩を拒む、立ち上がらずにぐったりしているなどの目に見える変化や、下痢、嘔吐、ふらつきなどの症状が見てとれた場合は自己判断せずに獣医さんに相談しましょう。